環境への取り組み

温室効果ガス削減目標がSBTの認証を取得

山本機械株式会社は、2030年に向けた当社の温室効果ガス削減目標がSBT(Science Based Targets)の認証を取得しました。

SBTについて

SCIENCE BASE TARGETS

はじめに

01.世界が抱える課題

 

洪水・干ばつ・ハリケーンなど、気候変動による異常気象や災害が世界で頻発しています。
気候変動をもたらしているのは”地球温暖化現象”です。いまも地球の気温は上がり続け、このままでは社会は深刻な危機に直面します。20世紀後半からの急激な温暖化は、人間の活動による温室効果ガスが原因です。

02.パリ協定

地球温暖化対策の基本方針を定めたのがパリ協定です。「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」という目的のもと、「できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と吸収量のバランスをとること」が世界共通の目標として定められました。

03.SBT

SBT(Science Based Targets)は、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のことです。5年~15年先を目標年とする中長期目標であることが特徴です。

SBTが削減対象とする温室効果ガス

上流

Scope3
通勤
原材料
輸送・配送

自社

Scope1
燃料の燃焼
Scope2
電気の使用

下流

Scope3
製品の使用
製品の廃棄
Scope1

事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)

Scope2

他社から居休された電気、熱・蒸気の仕様に伴う間接排出

Scope3

Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

山本機械はSBTに基づいた取組を進め、持続可能な社会の実現に貢献します。

SBT

山本機械の削減目標

GOAL

2020年度を基準年として、Scope1及びScope2*の排出量を

2030年までに42%削減、

2044年にゼロ

※SBTは「2℃目標」「1.5℃目標」から選択でき、弊社は「1.5℃目標」
(世界の気温上昇を産業革命以前に比べ、1.5℃未満に抑えることを目指す目標)

削減実績

削減率(2020年度比) Scope1 Scope2 合計
2020年 37.43t 86.13t 123.56t
2023年 43.7% 31.24t 38.33t 69.57t

達成への取り組み

  • 太陽光パネル

    太陽光パネル設置

    2021.3.10
  • 電気自動車導入

    2022.10.20
  • V2H導入

    2023.9.23